仏教僧集団の治療とタイ古式マッサージの始まり
シバコの時代の仏教僧集団は多種多様な手法で様々な治療を施していました。治療に使用していものはバター、油、蜂蜜などですが、後期になってくると魚、ワニ、豚、ロバの脂肪、果実、塩、樹脂なども使われていたようです。
治療する症状は主に熱病、眼病、腫れ物、腹痛、関節痛、足のひび割れ、消化不良、皮膚病、痔などでした。これらの症状を治癒する中で『関節の痛みや足のひび割れに対してはオイルを使用してマッサージを施す。』とある書物に記載されています。これがタイ古式マッサージの始まりといわれています。